ファーストバイヤー編
ホームインスペクションとターマイト検査

こんにちは。DEAI TEAMです。
今回の不動産お役立ち知識ブログは、契約のプロセスに入ってから行われる、家の検査について解説します。

契約プロセス中に行う主な検査は、ホームインスペクションとターマイト検査です。

 

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1.ホームインスペクション

プロのインスペクターが物件を検査し、売主からの情報や目視ではわからない問題点を指摘してくれます。

通常はエスクロー開始後1週間以内に実施し、もしも建物や設備の不具合、構造や地盤の問題などが発見された場合には、17日間のコンティンジェンシー期間中に修繕の交渉等を行います。

専門家による検査は買主の権利で行うものですので、検査にかかる費用も買主負担となります。
所要時間は約1時間から1時間半で、買主、不動産エージェントの立会いの下に行われ、費用は物件の種別と広さによって異なりますが、およそ250ドルから400ドル程度です。

検査は、室内と外周り共に行われますが、設備機器の作動状態や水回り、建物の構造に問題がないかなどを細かく確認します。
詳細は下記表をご参照ください。

検査では、家具を動かしたり、壁に穴を開けて見ることはありません。
電話のジャック、ケーブルTV、インターネット、洗濯機・乾燥機などは検査の対象になりません。

ホームインスペクションは、ファミリードクターと同じで、全体的なコンディションの検査です。
状態によっては別途、専門業者に詳しく見てもらう必要もあります。

例えば、近くに大きな木があると、根が上下水管を侵食している恐れがあり、カメラを使用した専門の検査をすることがあります。

また、室内の床が傾斜していたり、基礎に大きなクラックがある場合は、地質検査の必要も出てきます。プールのある家は、プール専門の検査を依頼することもあります。

 

2.ターマイト検査

検査員がシロアリの被害を調べます。
既存のダメージ(セクション1)が見つかった場合は、売主の費用負担で駆除と損傷箇所の修復などを行います。
シロアリが発生しやすい箇所(セクション2)については、予防処置として買主の費用負担となります。

シロアリには、(1)土中から侵入し、加害スピードが速い「Subterranean termite」と、(2)飛来によって侵入し、乾材を餌にする「Drywood termite」の2種類があります。

処置方法は被害の大きさによりますが、(A)建物全体にテントを被せてガスで燻蒸(くんじょう)する方法(Fumigation)か、(B)被害のある箇所に薬剤を注入する方法(Secondary Treatment)で行います。
コンドミニアムやタウンハウスの場合は(B)の処置になることが多いでしょう。

木造である以上、シロアリの被害を完全に防ぐことはできません。
家の保全のためには、定期的な検査と修繕が必要となります。

例えば、

・柵を作る時に木が直接土と接触しないようにする

・不要な木材を家の周囲に放置しない

・木材には必ず塗装をする

などを心得ておいてください。

 

ショートセールなど、そのままの状態(”As Is”)での売却の場合は、ホームインスペクションやターマイト検査で見つかった損傷について、売主は原則として修繕等の対応をしてくれません。
しかし、大きなダメージがあった場合は、まず交渉を試みてください。

 

この2つの検査は、物件のコンディションを理解するために大切なものですので、レポートをしっかりレビューし、家のコンディションや修繕について納得してプロセスを進めることが大切です。

 

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