LA Metro / Expo路線【その4】

metro4

 

Westside地区では60年以上の長期に渡り、鉄道という交通手段が存在していませんでした。

この記事の執筆時(2016年5月15日)現在、待ちに待ったSanta MonicaまでのExpo Line路線の5月20日開通を控えながら、有効利用の大きな妨げとなる問題は依然解決していない状況です。

その問題とは”駐車場”です。

7つあるExpo Lineの駅のうち、4つの駅に利用者専用の駐車場がありません。
駐車スペースがある3駅は、Bundy Station 217台、Sepulveda Station 260台、Santa Monica College Station 67台の合計で544台分だけです。

これだけでは需要を満たさないことは明白です。

現在、San Gabriel Valleyを走るGold Lineでも同じような問題が発生しており、Azusa駅にある200台の駐車スペースは朝6時にすでに満車になってしまっています。

ロサンゼルスの交通渋滞と環境汚染の緩和を目的に建設が進んでいるMetro。

通勤者の4分の3以上が単独で車を運転していると言われる中で、「通勤にExpo Lineを使いたいのですが、どんな手段で駅まで行けば良いのでしょう?」という質問が後を絶ちません。

駐車スペースが不足しているという現状では、

・周辺住宅地での路上駐車
・駅まで徒歩、自転車、バス、家族に送ってもらう
・UberやLyftなどを使う

といった方法を強いられることになります。

追加で駐車場の用地買収をすることは予算的に困難で、当局では、将来的に路線周囲の土地利用をアパートやオフィス・商業へ変え、車を使わなくても出社や外出ができることを目標にしています。

しかし、このプランは”一体いつになったら実現できるかわからない”という夢物語だという意見が多数です。

駐車スペースの需要へ対応するため、前述のWestsideの3駅では、Metro利用者の一日駐車料金を$2、非利用者の朝9時以降の一日料金を$20に設定する予定です。
また、544台スペースのうち、221台分へ月極駐車許可証を月額$59で発行することになっています。
この秋には、Metroのウェブサイトで月極許可証の空き具合を確認することができるようになります。
この月極プログラムは近い将来にMetroのすべての駐車スペースに適用される計画です。

Santa Monicaでは、ダウンタウンに公共の有料駐車スペースが約7,000台分あります。
また、通勤者が市内の3ヶ所の駅へできるだけ楽に行けるようにBig Blue Busの経路を変更しています。
Big Blue Busは夜8時に運行が終わるため、それ以降の時間帯をUberやLyftのようなサービスと契約を結び均一$5で代用する計画も思案中です。

 
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