
誰かに急に割り込まれたり、
カフェで知らない人にきつく当たられたり、
車のクラクションを鳴らし中指を立てられたり。
その人たちとは、今まで会ったこともないし、
たぶんこれからも会うことはない。
何か私に問題があるのか?
どうして私にそういう態度をとるのか?
一瞬の出来事で、一日が嫌な気持ちになることがある。
そんな経験を通して学んだ。
その人たちは、“あなた”に怒っているわけじゃない。
あなたとは関係のない、
何か重たいものを心の中に抱えていて、
たまたまその導火線にあなたが触れてしまっただけ。
だから、誰かにきつく当たられても、
それに感情を乱されない。やり返さない。
代わりに、「I hope you will be all right」。
皮肉でなく、違う観点で受け止める。
この対応には、ふたつの力がある。
ひとつめは、
「何か辛い背景があるんだな」
「その表面上の態度に私は反応しないよ」
を静かに伝える。
ふたつめは、
相手に選ぶチャンスをあげること。
自分を見つめ直し、反省するか、
心の理由を話すか、
そのまま怒り続けるか。
人は、意地悪になりたいわけじゃない。
ただ、自分の中の嵐を
どう扱えばいいのか分からない。
もしあなたが思いやりを持って接したら、
相手の態度に反応するのでなく、
そっと力を抜いてあげたら、
その場の空気がふっと軽くなることがある。
人が抱えている”心の痛み”を
少しでも感じることができたなら、
自分の中にもある”心の痛み”に気付き、
双方の癒しになる。
私がまだ出来ていないこと…