これは固定資産税のことです。毎年1月1日に査定額が決まり、それをもとに7月から翌年6月末までの固定資産税額が定められます。
固定資産税は年に2回に分けて支払います。会計年度は7月から始まることを覚えておいてください。
上半期は7月から12月までで、11月1日が支払い期日。12月10日までに支払いが無い場合は10%のペナルティーが課せられます。
下半期は1月から6月までで、2月1日が支払い期日。4月10日までに支払いが無い場合は同じく10%のペナルティーとなります。
毎年10月に1年分の請求書が送られてきます。Los Angeles Countyの物件は、下記のWebsiteで詳しい情報そして支払いができます。
1978年に施行されたカリフォルニア州の法案で、その主な内容は下記の2つです。
1)固定資産税額は査定額の1%を超えない。
2)インフレ率に関わらず、年間の税額上昇率は前年比2%を超えない。
固定資産税の支払いには、カウンティーへの1%以外に、地方自治体への種々の雑費があります。
所有権の変更や新しい建築が行われた場合、査定額の見直しが行われます。一般的に売買では購入価格が新しい査定額となります。
売買契約締結日もしくは新しい建築の完了日を境に、それまでの査定額との差額について追加請求が計算され、請求書が送られてきます。