皆様、こんにちは。DEAI TEAM のTomokoです。
今日は、アメリカで不動産を購入すると自動的に付いてくる権利の束 / Bundle of Rightsについて、ご説明したいと思います。
【権利の束 / Bundle of Rights】
【使用 / Use】
プロパティを法的に使用する権利
【所有 / Posession】
プロパティに住み、所有する権利
【譲渡 / Transfer】
プロパティの売却、贈与、または処分する権利
【担保 / Encumber】
プロパティを借り入れ、ローンなどの担保にする権利
【楽しむ / Enjoy】
プロパティで他から邪魔されず、静かに楽しむ権利
以上、5種類の権利の束のことをBundle of Rightsと呼びます。
さて、合法的に所有することのできるプロパティ(財産)には、パーソナルプロパティとリアルプロパティの2種類があります。
【パーソナルプロパティ】
パーソナルプロパティとは、不動産以外全ての移動可能なものを指します。
500ドル以上のパーソナルプロパティを譲渡や売却する場合、Bill of Saleと呼ばれる証書を発行したり質権手続きが必要になります。
パーソナルプロパティには、現金、借用証書、農作物、無形資産、業務用備品、車、銀行口座、採掘権、保険証券、特許権などがあります。
【リアルプロパティ】
リアルプロパティとは、土地、不動産、土地に恒久的に従属する移動不可能なものを指します。
不動産を売却する際、前もって書面上に特記事項がない限り、従属物は全て買主のものになるので注意が必要です。
同じ木でも、リアルプロパティになったりパーソナリプロパティになったりるすのがおもしろいと思いませんか。
【リアルプロパティ】
【パーソナルプロパティ】
【リアルプロパティ】
【土地 / Land】
不動産の物理的な構成要素は、土地です。
土地とは、表面、地球の中心地から地上の空間、地表・地表下の土壌権利も含まれます。
自分の所有する土地の下に流れている水や天然資源(鉱物、油、ガス)なども不動産にあたり、その土地の所有者に所有権があります。
その他、建物に恒久的に固定されたフィクスチャー / Fixtureと呼ばれる造りつけの家具や木(フェンス・ドア・キャビネット等)もリアルプロパティにあたります。
例外として、売主の意図が書面上記されていればシャンデリアやキャビネットなどのフィクスチャーでもパーソナルプロパティ扱いになり、不動産として付随してきません。
業務用備品は全てパーソナルプロパティ扱いになり、不動産として付随せず売主は持っていくことができます。
庭に植えた木や花はリアルプロパティなので、売却の際には置いていかなければなりませんが、リンゴやレモンなどの農作物はパーソナルプロパティ扱いになり、所有権は売主にあります。
不動産売却の際、売主は何を持っていき何を置いていくのか、買主は何が付随してくるのかを明確にすることがとても大切ですね。
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