Sabotageとは日本語で「破壊活動」と訳されるようだ。
ここではテロや戦争の話しをしているわけではない。
このサボタージュ、実は私たちの頭の中で頻繁に起こっている現象である。
これは以前ブログで書いた、コンフォートゾーン(Comfort Zone)とも関連している。
物事がうまく行き始めると最初は喜んでいるが、自分の居心地の良い領域を超えて成功が進むと、無意識にそれを破壊しようとする傾向が我々にはある。
大きな成功は自分では手に負えない
今までの仲間から敬遠されてしまう
調子に乗ってすべて失ってしまったらどうしよう
仕事だけではない。
例えば恋愛。
今は優しいけど、いずれ裏切られ傷つくことになる
もっと自分のことを知れば、あの人の気持ちは冷めて去って行く
恋愛なんて、どうせ長続きしない
と、せっかくうまく行っているのに、それが逆に不安や心配を引き起こし、
悪い意味での自己防衛本能が作動する。
傷つく前に自分からそれを壊そうとするわけである。
このサボタージュは無意識に行われる。
そして、自分で壊したにも関わらず、
「やっぱりダメだった」
と、負のサイクルが加速するわけである。
サボタージュしていないか?
と定期的に自問する習慣をつけよう。
せっかく築いてきた幸せや成功を、
自分で壊してしまっては良い人生にならない。
2015年は、
“サボタージュの無い年”
にしようと思う。