皆さま、
子供たちの夏休みも終わり新学期のスタートですね。
南カリフォルニアで84年振りのトロピカル・ストーム警報には驚きました。
雨風が思ったほど強くならず被害も少なくてホッとしました。
2023年8月号のメルマガをお送りします。
カリフォルニア州不動産協会が発表した2023年7月のデータです。
- カリフォルニア州の中間価格は$832,340で前月比0.7%減⬇︎、前年比0.2%増⬆︎
- ロサンゼルス郡の中間価格は$851,540で前月比2.3%増⬆︎、前年比0.6%増⬆︎
- ロサンゼルス郡の取引件数は前月比23.7%減⬇︎、前年比16.2%減⬇︎
- 30年固定金利の平均値は6.84%(前年同期5.41%)
注)中間価格は平均価格とは異なります。その価格を境に高く売れた物件が半数、低く売れた物件が半数という値です。
- カリフォルニア州の中間価格は9か月振りに前年比で上昇
- 市場の売り物件数は前年比で30%ほど少ない慢性的な物件不足
- 金利上昇は低い価格帯の取引を鈍化させているが、高額物件への影響は少ない
< 経済指標データ >
- 7月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.2%でインフレ率減少
- 7月の小売業の売り上げは前月比で0.7%上昇、前年比で3.2%上昇
- 7月の失業率は3.5%(前月比減少)
- 7月の雇用者数は少しクールダウンで約187,000人(米国労働局発表)
- 7月は政策金利0.25%引き上げ
Los Angeles Countyの過去7日間の動向(8月21日現在のデータ)
- 市場へ出た物件数:1,140
- 値下げした物件数:627
- 契約入りした物件数:608
- 売却完了した物件数:958
時事
7月の政策金利0.25%の引き上げをもって上昇は停止になるだろうという期待がありました。しかし、7月のデータで失業率は依然とても低く、消費も強いという数字が出ました。これを受けて、まだ金利上昇はあり得るという憶測になっています。住宅市場は売り物件数が少ないだけでなく、雇用が強い=購買力が落ちていない、が原動力となって価格は安定しています。市場が顕著に変わるのは政策金利が下方修正に入り住宅ローン金利が下がり、既存のホームオーナーが買い替え行動へ踏み切る=売り物件数が増える、という状況だと考えられています。
マーケットデータ
下記リンクから弊社が毎月作成している各エリアの最新市場データをご覧いただけます。是非ご参考ください。
住宅保険のガイドラインが厳格化
地球の温暖化が異常気象を引き起こし、我々の日常生活に様々な影響が出ています。
その中で話題となっている住宅保険(Homeowners Insurance)の厳格化についてお伝えします。
大手の保険会社であるState Farm、Allstate、Farmers Insuranceなどがカリフォルニア州の住宅へ新規の保険発行を停止しました。その主な理由は増加する天災による大きな損失リスクです。既存の保険でも更新料の支払いに遅延があると猶予期間無しに保険を解約されますので注意してください。
以下のような住宅はリスクが高く審査が厳しい、もしくは拒否される恐れがあります。
- 山林に隣接、もしくは周囲に樹木の多い家
- 木材質(wood shake/shingle)屋根の家
- 外壁や屋根などコンディションが劣化している家
通常の保険を得られない家は、カリフォルニア州保険局のFair Planへ申請することになります。申請には時間が掛かり保険料は割高です。
詳しくは保険会社へお問い合わせください。
リタイアで日本へ移住する方へのサービス
長年のアメリカ生活を終えリタイヤで日本へ永住帰国する方たちが増えています。
- アメリカ在住中にマイナンバーの申請はできるのか?
- 日本の住民票や年金や健康保険はどうすればいいのか?
- 米国市民権を維持したままで日本の在留資格はどうなる?
皆さん、様々な質問や不安をお持ちです。
ネットである程度の情報は得られるが、自分で行うのは心配…
安心して手続きを依頼できる専門家がいれば…
永住帰国でお家をご売却されるお客様へは、
- お家売却3つの方法についてわかりやすく説明
- 全体の流れ、ご希望に沿った準備のサポート
- 永住帰国に関わるサービスのご案内
をお届けします。
行動される半年前、もしくは1年ほど前にご相談くだされば理想的です。
詳しくは、出相までお問い合わせください。
住宅は必ず中長期的視野でお考えになられてください。
お家のことなら、どんなに些細なことでも出相まで安心してご相談ください。
「さあ、売りましょう!さあ、買いましょう!」という無責任な対応をしない
「いつまでも安心できるアフターケア」の提供
を大切なポリシーとしています。
私のメルマガを読んでくださりありがとうございます。
健康を大切にお過ごしください。