先日、旧知の友人と数年ぶりに会って話をする機会があった。
お互いの近況報告をしていて生き方の根幹がかなり異なると感じた。
私の感覚では「えっ、それでいいの?」と驚くほどの大きな違いだった。
どこからその違いが起こるのだろう?
私たちには大切なことがいくつもある。
家族、友人、健康、仕事、趣味、生き甲斐、などなど。
これらはすべて大切なことであるが、その中での優先順位のつけ方がその人の生き方を決めるのだと思う。
どの順位付けが正しくて、どれが間違っているということではない。
順位付けに反映された人生が繰り広げられるということである。
その友人の話を聞いていて、
「仕事がトップで、家族や健康の順位は低い」という生き方だった。
自分も以前はそうだったなぁー、と思った。
そしてそれは私にとってベストでないことがわかり、少しずつ順位を入れ替えてきた。
今では、家族や健康の順位が仕事を上回り、それを元に物事を判断し、以前とは異なる人生の展開になってきている。
現在の私には、その順位が合っているようだ。
私がそうであったように、20代、30代、40代、50代、その後と、
人生のステージで順位が入れ替わる人は多いと思う。
自分の優先順位を定期的に振り返り、
そのステージに合った調整が必要なのだろう。
そして、
あなたの優先順位は身近な人たちへも大きな影響を与える。
そのことをいつも忘れてはならない。