一見、似ている二つの大切な言葉。
目標とは、
「そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの」
目的とは、
「実現しようとして目指す事柄。行動のねらい。目当て」
と辞書にある。
目標は、「今期の売り上げ」などのように、目指す地点、数値、数量などに重点があり、具体的である。
目的は、「社会への貢献」などのように、抽象的で長期にわたる目当てであり、内容に重点を置いて使う。
目標と目的は、目指すものという意味では似ている。
目標はWhat(何を目指すか?)に対し、目的はWhy(なぜそれを目指すか?)となるのであろう。
充実した人生を生きるためには、
双方を持つことがとても大切なように思う。
“私は営業でトップの成績を達成したい!”
という目標だけ持ち、なぜそうしたいのか?という目的を持っていない人が少なくない。
“トップ営業マン”というエゴを追い、
それを達成できても、自己満足だけで心が豊かになることはない。
目標を達成しているのに、目的なく走り続ける虚しさが残る。
私は人生の目標と目的を持とうと思った。
与えられた命。
この人生で、
何を目指すのか?
なぜそれを目指すのか?