
皆さま、
暑中お見舞い申し上げます。
世界でも有数の地中海気候のロサンゼルス、その中でも特に海風のあるサウスベイエリアは、家で冷房の必要が無い快適な夏ですね。日本へ帰省した友人や家族は口を揃えて「LAの気候は最高!」と言います。そんな環境で生活している私たちはラッキーです。住宅価格が高いのは、そのプレミアムもあるのだと納得です。
現在の世界情勢や経済は先が読めませんね。情報過多で考え過ぎず、落ち着いて一日一日を大切に過ごすよう努めています。
2025年7月号のメルマガをお送りします。
- カリフォルニア州の中間価格は$899,560で前月比0.1%減⬇︎、前年比0.1%減
- ロサンゼルス郡の中間価格は$903,650で前月比8.2%増⬆︎、前年比1.6%増⬆︎
- ロサンゼルス郡の取引件数は前月比5.4%減⬇︎、前年比1.1%増⬆︎
- 30年固定金利の平均値は6.82%(前年同期6.92%)
注)中間価格は平均価格とは異なります。その価格を境に高く売れた物件が半数、低く売れた物件が半数という値です。

- 売り物件数はコロナ前の平常値を上回り、需要は横ばい
- 売りに出したが上手く行かず、市場から引いた物件は約20%
- 適切な準備を行った1ミリオン前後の物件が最も動いている
経済指標データ
- 6月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%増、前年比2.7%増
- 6月の小売業の売り上げは前月比0.6%増、前年比3.9%増
- 6月の失業率は4.1%(前月0.1減)
- 6月の雇用者数は予想を上回る147,000(米国労働局発表)
- 7月30日のFOMC(連邦準備制度理事会の会合)で金利は据え置きか?
Los Angeles Countyの過去7日間の動向(7月20日現在のデータ)
- 市場へ出た物件数:1,620
- 値下げした物件数:1,550
- 契約入りした物件数:641
- 売却完了した物件数:1,239
- 市場から引いた物件数:797
時事
雇用はまだ強い状態を維持しています。トランプ大統領は金利カットを提唱していますが、現状では今月末のFOMCのミーティングで金利は据え置きの可能性が高いと予想されているようです。
住宅市場では売りに出して2、3か月が経過しても、売却が思うように行かずキャンセルするケースが全体の約2割というデータが出ています。売り手市場ではないバランスの取れた市場で、適切な準備を怠ったり、高めに価格設定をすることは、売却を難しくします。市場日数が長くなると、“売れ残り物件”である印象を与え、より大きなマイナス要因となるリスクがあります。“売りに出して最初の2,3週間でオファーを得られるか?”が大きなポイントです。
過度な不法移民追放の政策で、建築業界が大きな打撃を被っています。作業員の40%以上が国外からの労働者で、スキルの高い人材が半減していると聞きます。関税による資材の高騰、スキル労働者不足による作業の遅延という深刻な問題が起こっています。お家の増改築をお考えの方は、こういった現状にご注意ください。
「市場の変化=価格への影響」と表面上の数字だけに目が行きがちですが、修繕やクレジットの交渉、その他の契約諸条件への影響と、価格以外にネット値で大きな差になります。エージェントの知識、経験、交渉力が明確な違いを生む市場です。
ご事情やご希望はお一人おひとり異なります。ご意向に沿った、売却・購入に関する無料コンサルテーションを承っておりますので、どうぞお気軽に出相までご連絡ください。
下記リンクから弊社が毎月作成している各エリアの最新市場データをご覧いただけます。
是非ご参考ください。
危険物回収サービスS.A.F.E.センター
5月に大型ごみの処分方法を紹介しましたが、今回は大型ごみでは回収できない「危険物の正しい処分」についてご紹介いたします。
ガレージを整理すると、ペンキの缶、古い電池、使いかけの虫除けスプレー、化学洗剤の残りなど、「これは普通のゴミとして出せないよな…」というものが次々に出てきますよね。
そんなとき、助けとなるのがロサンゼルス市が数カ所で土曜日と日曜日の午前9時から午後3時の時間帯で運営する無料の危険物回収サービス、「S.A.F.E (Solvents/Automotive/Flammables/Electronics) Center」です。予約は不要で、車に積んだ危険物をそのままドライブスルー形式で処分できます。
San Pedroセンター(1400 N Gaffey St, San Pedro, CA 90731)を訪れてみました。
到着して驚いたのは、そのスムーズさと安全性への配慮です。車の窓を開ける必要なく係員の方がジェスチャーで誘導してくれます。危険物を車のトランクに積んでおき、自分は車に乗ったままでOK。荷降ろしや分別はすべてスタッフが行ってくれます。
回収可能なものの例は以下の通りです:
・使い切っていない塗料、農薬、殺虫剤、自動車用オイルやバッテリー
・スプレー缶、蛍光灯、古い電子機器、ボタン電池やリチウム電池などの小型電池類
・洗剤や漂白剤などの家庭用化学製品
・電子レンジや古いパソコン、テレビなど
注意点としては、商用廃棄物は不可なこと、車1台あたりの持ち込み量が限られていること(約15ガロンまたは125パウンドまで)。ガス缶やタイヤは回収対象外。
「どうやって処分すればいいか分からなかった」という方、是非とも市のサービスを有効に活用されてください。お家の大掃除が少し気軽に、そして環境にも優しいものになるでしょう。
詳しくは、下記リンクを参照ください。

高額資産である住宅売買を誰に依頼するか?
判断の基準は、
軽視されがちな事実エージェントの知識、経験、交渉力は、物件の最終的な売買価格
エージェントの対応力は、お客様のストレス度、
- あなたの状況とニーズをよく理解してくれる人
- 準備から契約、アフターケアまで頼れる人
- あなたのために最善の交渉をしてくれる人
- あなたを様々なリスクから守ってくれる人
- ネットでの成果を出してくれる人
リタイアメントで日本へ移住する方へのサービス
長年のアメリカ生活を終え、
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アメリカ在住中にマイナンバーの申請はできるのか?
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日本の住民票や年金や健康保険はどうすればいいのか?
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米国市民権を保持しているけど、日本の在留資格はどうなる?
永住帰国でお家をご売却されるお客様には下記をご提供しています
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ご自宅、投資物件の売却3つの方法についてわかりやすく説明
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全体の流れ、ご希望に沿った準備のサポート
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永住帰国に関わるサービスのご案内
ご売却される半年前~
詳しくは、出相までお問い合わせください。
住宅の売買は必ず中長期的な視野でお考えください。
お家のことなら、
「さあ、売りましょう!さあ、買いましょう!」
を大切なポリシーとしています。
いつも私のメルマガを読んでくださりありがとうございます。
今後もセールスではない、有益な情報発信に努めてまいります。
出相