
「小学生の頃に身につけた3つの欲求の満たし方が、人の行動の土台」
という興味深い話を聞いた。
人の行動には子どもの頃に形成された3つの点が多大に影響するそうだ。
1. **子どもの頃、どのように仲間とつながりを持ったか**
例:人に合わせる、リーダーになる、周囲を観察するなど。
2. **子どもの頃、何を「ごほうび」と感じたか**
例:周囲からの承認、物やお金、安心感など。
3. **子どもの頃、どのように安全を得たか**
例:人に頼る、空気を読む、逃げる、立ち向かうなど。
小学生の頃に身についたこれらの「習慣」は、大人になっても色濃く残り、
人間関係、欲求の満たし方、トラブルへの対応に大きく影響を与えている。
「人に合わせて友達を得た子」は大人になって人に気を遣いすぎ、
自立心が育たない傾向がある
「周囲からの承認を強く意識した子」は大人になって承認欲求が強く、
自己評価よりも他からの評価に振り回されがち
「困難から逃げて安全を得た子」は大人になって問題へ向き合わず、
生きる世界が狭くなる
私自身の小学生の頃の環境を振り返り、考えさせられた。
自分の脳が様々な状況でどのように反応する習慣があるのか?
原因を理解すれば、「性格」で片付けず、自己改善の糸口が見える。
また、周囲の人たちの言動を、深い観点から見れるようになる。
さらに、「習慣」を育んでいる子どもたちへの接し方も変わる。
まだまだ学ぶことばかり。