Sewer lineのカメラ検査

こんにちは。DEAI TEAMです。

今回は、Sewer lineの検査についてのお話です。

住宅の購入の際に検査をする項目はいくつもあります。
通常は、ホームインスペクションで全体的なコンディションを調べます。

特に、戸建て物件で私が注意するのは、家から市が管理するメインの下水管までをつないでいるSewer line(ホームオーナー管理の下水管)です。
これが詰まってしまうと、急にキッチンや浴室で下水が溢れ出てくるという大変な事態を引き起こすことになります。

その物件の築が古く、家の前に木がある場合は要注意です。
Sewer lineを損傷する一番の原因は木の根なのです。

皆さんも見たことがあると思いますが、木の根は水を求めて伸びていき、コンクリートすら持ち上げてしまうほどの力があります。
伸びた根は、Sewer lineの小さな隙間や割れ目から中へ侵入し、管を詰まらせる原因となります。

ホームインスペクションの最中に、私はいつもインスペクターに「浴室やキッチンの排水はスローではありませんか?」と訊ねます。
そして、「ちょっとスローですね」といったコメントがある場合は、Sewer lineのカメラ検査をお勧めしています。

 

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これは、家から道路の下に埋まっている、市が管理する下水管までの間のSewer lineへカメラを入れて、中の状態を確認するものです。
画面に映し出されるので、中の状態が明確にわかります。

俗に”スネーク”と言って、根を金属の鋭い刃で除去する程度で済むマイナーなケースから、状態が悪すぎて管の交換もしくはライナー(中を石膏で固め修繕する方法)を施すケースまであります。

Sewer lineは、このように中まで検査を行うことができます。
ぜひ、安心して住める家であることを確認した上で、住宅の購入をするようにしてください。

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DEAI TEAM
東京都出身。 立教大学卒業。
人生で最も高額な資産である住宅売買のお手伝いをすることが社会貢献であると信じ、精進を続けています。
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