活発なコンドとタウンハウスの取引【不動産市況データ2019年4月】

不動産ニュース＆LA最新データ解説

皆様こんにちは。Jayです。

カリフォルニア州不動産協会が4月の統計を発表しました。

州全体でコンドとタウンハウスの売買が活発とのデータが出ています。州の中間価格は昨年夏の記録をわずかに上回り最高値の$602,920を更新。来月、再来月の統計に反映される契約中物件数はこの2年間以上に渡る減少から、4月は2ヶ月つづけての増加。スローな市場が春に回復し順調に夏の市場へ入る勢いを示しています。30年固定金利は平均値4.14%で前年の4.47%よりお手頃。米中経済対立のエスカレートは株式市場へはマイナスに作用で、景気を維持するために長期金利の引き下げが予想されます。家賃の顕著な高騰と低金利はファーストバイヤーへの大きな動機付けとなっており、コンドとタウンハウスの取引増加に貢献しています。以下に主なエリアの前年比データをお伝えします。この数字からは、需要の高いロサンゼルス近郊が州平均よりも活動的なことをうかがい知ることができます。
City、中間価格、A:売り物件数、P:契約中物件数、S:4月の売却完了物件数の順です。

＊Culver City $1,110,000(+5%), A:63件(+117%), P:43件(+26%), S:39件(+15%)
＊Marina del Rey $1,075,000(-2%), A:91件(+32%), P:40件(+43%), S:33件(-3%)
＊Manhattan Beach $2,337,000(-1%), A:117件(+19%), P:43件(+48%), S:44件(+63%)
＊Redondo Beach $1,145,000(-1%), A:116件(+16%), P:77件(+15%), S:87件(+24%)
＊Torrance $822,000(+1%), A:117件(+14%), P:94件(+8%), S:81件(-4%)
＊PV Estates $2,050,000(+19%), A:80件(+57%), P:24件(-8%), S:17件(+21%)
＊Rancho PV $1,139,000(-7%), A:125件(+42%), P:52件(0%), S:38件(0%)