中間価格は史上最高値で2020年を終える
- カリフォルニア州の中間価格は$717,930で前月比2.7%
- 前年比16.8%増
ロサンゼルス郡の中間価格は$709,500で前月比6.8% - 前年比10.6%増
2020年の取引総数は2019年より3.5%増加 - 30年固定金利の平均値は2.68%(前年同期3.72%)の超低金利
カリフォルニア州不動産協会が2020年12月のデータを発表しました。
コロナによる経済への影響そして二度のロックダウンにもかかわらず、中間価格、取引件数共に強い市場で2020年を終えました。
コロナ感染を懸念して自宅物件の売り出しを躊躇するホームオーナーが多いこと、賃貸物件ではテナントを保護する規定が施行され売却が難しくなったことなど、6月から7ヶ月連続で売り物件数は前年比40%減という供給の少ない状態が続いています。
この一週間の南カリフォルニア住宅市場(1月20日現在)
- この7日間に市場へ出た物件数:1,332
- この7日間に価格変更(ほとんどは値下げ)した物件数:1,072
- 契約キャンセルで市場へ戻った物件:273
- 契約入りした物件:947
- 売却完了した物件:1,576
1月20日にバイデン大統領就任式が無事に行われ、11月の選挙以来つづいた政情不安に区切りをつけて新政権が動き出しました。
1.9兆ドルの景気対策やFRBの金融緩和などで、しばらく株高は継続し、為替は円高へ振れることが予想されています。
以前も少しお伝えしましたが、Proposition 19によって55才以上のホームオーナーの自宅物件買い替えに際し、Property Taxの優遇が既存のProp 60/90から大きく拡張されます。今まで認められなかった「より高額な物件への買い替え」へも優遇があります。
「買い替えたいが、Property Taxが大幅に増える…」とためらっていた方には朗報です。
ご興味のある方は出相までお気軽にお問い合わせください。