皆様
5月も後半になりました。 例年より気温の低い日がつづきますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は先日、コロナ・ワクチンの2回目の接種を済ませました。 レストランはDine-Inを楽しめるようになり、405 Freewayの交通量もコロナ前の8割ほどの混雑、全体が平常へ向かっていることが感じられます。 不動産業界でも、1年以上禁止されていたオープンハウスが解禁となりました。
カリフォルニア州不動産協会が2021年4月のデータを発表しました。
- カリフォルニア州の中間価格は$813,980で前月比7.2%
増・前年比34.2%増 - 南カリフォルニアの中間価格は$750,000 で前月比6.4%増・前年比28.6%増
- 南カリフォルニアの取引件数は前月比7.1%増、前年比65.5
%増 - 30年固定金利の平均値は3.06%(前年同期3.31%)
一年前は丁度コロナの大打撃を受けていた時期で、そこからの急激なV字回復を表しています。 州の中間価格の上昇が前年比で30%を超えたのは2013年6月以来のことです。
中間価格がどんどん上がっている一番の理由は、高額物件の需要が拡大していることです。
- 1ミリオン超え物件の需要は前年比で200%(3倍)以上
- 2ミリオン超え物件の需要は前年比で300%(4倍)以上
となっています。
Newsom知事が「コロナ・ワクチン接種を完了した人たちは6月15日をもってマスク規制を解除」と発表しました。 コロナ情勢の大きな鎮静化は、それまでホールドしていた売却予定の物件が市場へ出てくる動機となり得ます。市場の物件数が増えることで、過当競争が緩和してより多くのバイヤーさんへ購入のチャンスが生まれることを願います。 市場の売り物件数の動向ですが、前年比で目立って少ないのはTorranceとPalos Verdesです。Westsideのほとんどのエリアは昨年を上回る多くの物件が市場へ出ています。
下記リンクから弊社が毎月作成している各エリアの市場データをご覧いただけます。 是非ご参考ください。
このところ材木を始め、住宅資材のコストが大きく上昇しています。秋には材木のコストも落ち着くことが予想されていると聞きました。お家の改装などをお考えの方は、業者さんへ確認されてください。
RE/MAX 物件リスト
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Jay Deai