皆さま、
もう5月も終わりに近づいています。
世界情勢も経済も変化のスピードが速く、先を読むことがとても困難な時代になっています。
住宅価格は確実に回復しています。その一番の原因は売り物件が少ない供給不足によるものです。
2023年5月号のメルマガをお送りします。
カリフォルニア州不動産協会が発表した2023年4月のデータです。
- カリフォルニア州の中間価格は$815,340で前月比3.0%増⬆︎ 、前年比7.8%減⬇︎
- ロサンゼルス郡の中間価格は$738,520 で前月比2.8%増 ⬆︎、前年比7.9%減⬇︎
- ロサンゼルス郡の取引件数は前月比8.0%減⬇︎、前年比37.6%減⬇︎
- 30年固定金利の平均値は6.34%(前年同期4.98%)
注)中間価格は平均価格とは異なります。その価格を境に高く売れた物件が半数、低く売れた物件が半数という値です。
- 州の中間価格が6か月ぶりに$800K台に回復
- 春になり購入の需要が増え、市場の物件不足が価格を徐々に押し上げている
- 市場の売り物件数は例年の半分以下
< 経済指標データ >
- 4月の消費者物価指数(CPI)は4.9%と継続して減少
- 4月の小売業の売り上げは前月比で0.4%上昇、前年比で1.6%上昇
- 4月の失業率は3.4%(1969年以降の最低値)
- 4月の雇用者数は予想を上回る約253,000人(米国労働局発表)
- 5月にFRBは政策金利を0.25%
- 4月の小売業の売り上げは前月比で0.4%上昇、前年比で1.6%上昇
Los Angeles Countyの過去7日間の動向(5月19日現在のデータ)
- 市場へ出た物件数:1,374
- 値下げした物件数:527
- 契約入りした物件数:645
- 売却完了した物件数:1,079
時事
FRBの今月のミーティングで大方の予想通り政策金利0.25%の上昇となり、これで当初予定していた合計5%の上昇値に到達しました。次回のミーティングは6月14日で、そのときに横ばいに転ずるか更に上げるかが注視されます。
データ上では物価指数は徐々に減少、消費も雇用も根強く、失業率は最低と経済はまだ健全な状態を保っています。アメリカ経済活動の約7割は国民の消費活動が支えているので、毎月の小売業の売り上げデータは重要です。外食産業はまだ好調で、逆に家具など優先順位の高くない項目の売り上げは下がっています。政府がコロナ救済でお金をばら撒いたと非難する声はありますが、その恩恵でアメリカ経済がまだ保たれているのは事実だと感じます。
心配されていた銀行業界のトラブルや国家の借金上限額引き上げ問題への懸念は減少しているようです。
何故売り物件数が少ないのか?コロナ時にほとんどの家のローンは3%前後の超低金利でリファイナンスされ、住宅維持費が低く抑えられています。そのため、それを売って他の物件へ買い換えるという行動にブレーキがかかっています。リタイヤで引越す方や、十分なエクイティがありローンを組まず現金一括で買い替えをする方にとっては良い売却のタイミングだと言えます。
G7が広島で開催されていてウクライナのZelenskyy大統領も日本へ来られたようです。世界の平和と安定を祈念します。
マーケットデータ
下記リンクから弊社が毎月作成している各エリアの最新市場データをご覧いただけます。是非ご参考ください。
色と生活
私たちは毎日の生活で様々な色に囲まれています。
今回は、色が人間に与える影響をいくつかお伝えしますので是非ご参考ください。
感情や心理、健康への影響例:青色は穏やかな感情や平和な状態をもたらし、血圧を下げる効果もある。赤色は刺激的な感情や情熱を引き起こし、血圧を上げる効果がある。
認知への影響例:黄色は注意を引き、集中力を高める。緑色はリラックスや安らぎをもたらす。
食欲や消費行動への影響例:赤色やオレンジ色は食欲を刺激する。黒色や金色は高級感を与え、消費行動を刺激する。
上記を参考にすると、お家では寝室は緑系、キッチンやダイニングに赤やオレンジ系を使う、ホームオフィスや勉強部屋は黄色系、その他は全的に青系など。
これは壁の色に限らず、家具や装飾品選びなどにも参考になりますね。原色を避けて中間色を使うことをお勧めします。
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お家のことなら、どんなに些細なことでも出相まで安心してご相談ください。
「さあ、売りましょう!さあ、買いましょう!」という無責任な対応をしない
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出相