皆さま、
暑中お見舞い申し上げます。
7月は日本へ帰省する方が多い月ですが、今年は猛暑のようです。
やはり、気候はロサンゼルスが最高だと再認識させられますね。
2023年7月号のメルマガをお送りします。
カリフォルニア州不動産協会が発表した2023年6月のデータです。
- カリフォルニア州の中間価格は$836,260で前月比0.3%増 、前年比2.4%減
- ロサンゼルス郡の中間価格は$832,310 で前月比11.8%増 、前年比3.2%減
- ロサンゼルス郡の取引件数は前月比0.7%減 、前年比19.1%減
- 30年固定金利の平均値は6.71%(前年同期5.52%)
注)中間価格は平均価格とは異なります。その価格を境に高く売れた物件が半数、低く売れた物件が半数という値です。
- ロサンゼルスでは6月に高額物件の割合が多く、中間価格が上昇
- 2023年の前半6か月間の取引件総数は前年比で32.9%減少
- 全米のデータで6月のファーストバイヤーの割合が全体の26%と史上最低値
< 経済指標データ >
- 6月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%でインフレ率減少
- 6月の小売業の売り上げは前月比で0.2%上昇、前年比で1.5%上昇
- 6月の失業率は3.6%(前月比減少)
- 6月の雇用者数は予想を下回る約209,000人(米国労働局発表)
- 6月は政策金利を据え置き(7月26日の会議で0.25%引き上げ予想)
Los Angeles Countyの過去7日間の動向(7月21日現在のデータ)
- 市場へ出た物件数:1,353
- 値下げした物件数:597
- 契約入りした物件数:631
- 売却完了した物件数:954
時事
インフレ率は予想よりクールダウンが進んでいるようです。この流れは住宅ローン金利を抑える効果があり、6月から7月にかけて一時7%を超えた住宅金利は7月半ばに6%台へ下がり、年内には6%を割るという予想があります。今月26日のFRBのミーティングで政策金利の0.25%引き上げは濃厚で、株式市場はすでにそれを織り込み済みです。依然と消費が強い中、クレジットカードなど消費者金融の債務額が予想を大幅に下回っているという安定を示すデータが出ています。27日木曜日には第二四半期のGDPの発表があります。様々な意見がある中、FRBの政策は今のところ経済を守りながらのインフレ抑制となっています。
マーケットデータ
下記リンクから弊社が毎月作成している各エリアの最新市場データをご覧いただけます。
是非ご参考ください。
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出相