州の住宅市場は安定【不動産市況データ2019年10月】

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皆様こんにちは。Jayです。

カリフォルニア州不動産協会が2019年10月の市況データを発表しました。

ほとんどのエリアで取引件数が前月比そして前年比で増えています。このところ価格はほぼ横ばいの状態なため、低金利がバイヤーの購買意欲を高めているようです。ちなみに10月の30年固定金利の平均値は3.69%で前年同期の4.83%を大きく下回り、この約10年間で最も前年比が下がりました。

この金利の違いをローン額$500Kで計算すると、月額$333、年間で$3,996、30年間で$119,880の差となります。ファーストバイヤーの価格帯である$400Kから$800Kの売買はまだ活発で、それが取引件数増加へ大きく貢献しています。ミリオン超えの価格帯の市場日数はほとんどのエリアで前年比より長くなっています。

世界情勢そして国内情勢共に、混沌とした状態がつづいています。2020年の大統領選挙へ向けてトランプ大統領は、政策金利の更なる引き下げ、インフレ抑制、ドル安推奨、減税案の発表などを計画しています。トランプ大統領弾劾審問の行方がアメリカ経済へ与える影響を注視しています。

10月の前年比データ：
City、中間価格、A:売り物件数、P:契約中物件数、S:売却完了物件数の順です。
＊Culver City $1,138K (+8%), A:58件 (-24%), P:37件 (-10%), S:32件 (-30%)
＊Marina del Rey $939K (-7%), A:109件 (+7%), P:25件 (0%), S:31件 (-14%)
＊Hermosa Beach $1,851K (+19%), A:60件 (0%), P:21件 (+50%), S:13件 (-28%)
＊Redondo Beach $1,096K (+5%), A:111件 (-23%), P:73件 (+24%), S:68件 (+5%)
＊Torrance $800K (+1%), A:110件 (-17%), P:97件 (+20%), S:91件 (-6%)
＊PV Estates $1,645K (-3%), A:69件 (+21%), P:15件 (+25%), S:12件 (-14%)
＊Rancho PV $1,181K (+3%), A:127件 (+6%), P:46件 (+28%), S:42件 (+2%)