大恐慌以来、最小の成約完了件数【不動産市況データ2020年5月】

皆様こんにちは。Jayです。

カリフォルニア州不動産協会が2020年5月の市況データを発表しました。

市況2020年5月

コロナ騒動が3月後半から始まった影響で、カリフォルニア州は前年比41.4%減、ロサンゼルス・カウンティーでは前年比47.5%減と、5月の住宅売買完了件数は1929年に起きた大恐慌以来最大の落ち込みとなりました。

ご存知の通り、住宅の売買契約は通常30日から45日間の取引が主なため、データに現れる数字にはその分のタイムラグがあります。
ロサンゼルス近郊の住宅市場は5月後半から顕著な回復へ向かい、6月にはそれが更に加速されています。特に$1ミリオン未満の価格帯の需要はとても高く、価格の降下はあまりみられません。事実、5月に契約入りした物件数は前月比67%増となっています。この動向はこれからも継続される見込みです。

5月の住宅金利の平均値は3.23%で、前年同期の4.07%より大きく下がっています。(*)ローン金利は購入と比べてリファイナンスは少し高めになること理解ください。

Reopeningがどんどん進み多くの業種が活動を再開しています。道路を走る車の数も顕著に増え、New Normalの中で世の中が通常に向かって動いていることを物語っています。先週はコロナ第二波を警戒して株価が大きく落ち込みましたが、政府が社債買い取りや中規模会社への貸付などを行い株価は回復しています。
人種差別のデモや暴動を始め、反トランプ勢力の動きが増えていることが懸念されます。11月の大統領選挙で政権交代が決まれば、社会情勢は安定すると予想されています。

コロナによって売買の方法や必要書類などが絶えず変更・改訂されています。
ロサンゼルスで最大の不動産組織である弊社では、常に最新情報を得て的確な情報提供とお手伝いを行っています。
お気軽に出相までお問い合わせください。

まだコロナの影響は続きます。Social Distancing、マスク着用、手洗い、適度な運動で、心身の健康を大切にされてください。
引き続き正しい情報提供を継続します。

”今の市場”に沿った有効な売買のご相談は出相までどうぞ。
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DEAI TEAM
東京都出身。 立教大学卒業。
人生で最も高額な資産である住宅売買のお手伝いをすることが社会貢献であると信じ、精進を続けています。
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