皆さま、
New Normalになって半年が経過しました。マスク着用、自粛生活にも随分と慣れてきました。今回も貴重な情報をお届けいたします。
カリフォルニア州不動産協会が8月のデータを発表しました。
コロナ騒動後に順調な回復を続けている住宅市場は、8月に州の中間価格が$700K超という新記録を達成しました。
売り物件数は前年比50.3%減と2008年1月以来で最大の減少率、また30年固定金利の平均値は2.94%で前年同期の3.62%を下回っています。
コロナで「家」への意識が強まり、それへ売り物件数不足と超低金利が重なり、価格が顕著に上がってきました。
コロナ、大統領選挙、中国との経済・政治摩擦など、数週間後の情勢予想も難しい状況です。旅行もままならず、ホリデーシーズンのイベントや集まりも自粛など、こういうときこそ「マイホーム」がより重要になりますね。
今後どうなる?
このところ、ヨーロッパでコロナ感染が再度拡大していることを受けて株価が不定になっています。金利も多少の動きはありますが、基本的に低め維持がしばらく続きそうです。
売却と購入、双方のお手伝いをしていますが、$1.3Mくらいまでの価格帯は動きがまだ活発です。
一方で、秋から冬にかけて「そろそろ価格が頭打ちになっているのでは?」という声も出始めています。
特に需要が高く早期売却されているのは下記2つのカテゴリーの物件です。
1. Fixer と言われる大掛かりな改装が必要な戸建て:
私も最近売却を完了しましたが、10組をこえる投資家から現金一括で2週間クローズというオファーが入りました。
2, 今のトレンドに合ったモダンなリモデル済の物件:
家の状態が良くてもリモデルが10年、20年前のスタイルのものは売却に時間がかかっています。コロナの影響で、共有のエレベーターや施設を使用するコンドミニアムの需要が減っているように感じます。
賃貸物件を所有する方!
コロナで今年の3月から8月の間の家賃が滞っているテナントはいますか?
今月末までに家賃を滞納しているテナントへ弁護士からの通知を出さなけば、未納の家賃回収ができなくなるリスクがあります。
出相チーム
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