低金利が5月の活動に追い風【不動産市況データ2019年5月】

不動産ニュース＆LA最新データ解説

皆様こんにちは。Jayです。

カリフォルニア州不動産協会が5月の統計を発表しました。

この約1年半で最も金利が低くなったことが購入者のモチベーションを上げ、中間価格は先月に続き高値を更新。市場の売り物件数は前年比7.4%増で、14か月継続して前年比を上回っています。また、取引件数は1年以上に渡り前年比と同等かそれを下回り、市場はソフトな状態だと言えます。30年固定金利の平均値は4.07%（前年同期4.59%）。中国との関税摩擦や緊迫するイラン情勢などもあり、FRBは6月のミーティングでは公定歩合の据え置き。6月末に大阪で行われるG20でトランプ大統領と習近平主席が貿易摩擦問題の合意となるのか、が注視されています。

下記は私がお手伝いをしている主なエリアの前月比データです。ここでも全体的な売り物件数の増加が見られます。

City、中間価格、A:売り物件数、P:契約中物件数、S:5月の売却完了物件数の順です。
＊Culver City $1,146K (+10%), A:58件 (+49%), P:54件 (+50%), S:48件 (+17%)
＊Marina del Rey $960K (-18%), A:93件 (+29%), P:33件 (-13%), S:34件 (+21%)
＊Hermosa Beach $1,243K (-26%), A:56件 (-2%), P:22件 (0%), S:12件 (-40%)
＊Redondo Beach $1,073K (-4%), A:108件 (+13%), P:89件 (+16%), S:78件 (+15%)
＊Torrance $810K (-7%), A:136件 (+4%), P:120件 (+26%), S:103件 (+5%)
＊PV Estates $1,988K (+17%), A:89件 (+41%), P:20件 (0%), S:14件 (-22%)
＊Rancho PV $1,478K (+8%), A:128件 (+38%), P:61件 (+7%), S:48件 (0%)